草刈りをしてもしても生えてくるから「雑草をなんとかしたい!」と思い色々と調べたことなどを忘備録として記録しておきます。同じように雑草に悩んでいる方の参考になればいいですよね~。
僕はもともと建築の設計をしていた(現在は田舎にIターンしたので仕事が無いですw)ので、少しばかりエクステリア(庭の装飾関係)の知識があるので、そういった部分でも参考になると思いますよ!
今回は自宅敷地と舗装道路との間に植樹スペースがあるから、その部分の雑草対策について書いてます。
もちろん市の道路管理課にはなしをし、僕の方で「お金をかけ管理まですればキレイにしていいよ~」という了解はとってます!
もくじ
雑草対策ではどんなことをするのか
雑草対策にはさまざまありますが、代表的なのはこんなところかと…
- コンクリートで固めてしまう
- 防草シートの上に砂利を敷く
- 除草シートの上にウッドチップを敷く
この中で一番効果があるのは「コンクリートで固めてしまう」ですかね?コンクリートを打設した継ぎ目から雑草は生えてきますが、ちょっと引っ張ってやればあっという間に雑草刈りは完了です。昔の家で言うところの「イヌバシリ」というやつですね。
最近の住宅では予算の都合もあり、家の外周は民地石で見切り砂利を敷くことが多いと思います。この砂利の部分をコンクリートにするだけでも雑草対策としては有効なんですよねー。
コンクリートや砂利で覆う効果
イヌバシリ部分に砂利やコンクリートをするのは、屋根から落ちてくる雨粒対策でもある。ほんとイヌバシリだけは新築時にやっておきたいところ。
最近では砂利を敷いて終わりなんて工務店さんも多いんですけどねw
イヌバシリ以外の部分で庭を作っていると、どうしても砂利は敷きたくないしコンクリートで覆うなんてもってのほか。
なんだか味気ない…
でも雑草がwww
砂利を入れるにしてもコツが合って、ふつうの建築やさんが入れるものは5mm~25mmのサイズなんだよね。ただ雑草対策としてはふつうの砂利だと不十分。
どうすればいいかって?
ビリ石を敷くことで除草(雑草を抜く)が楽になるし泥はねも防げる、さらにコンクリートよりも低予算でできるのもありがたいところ。僕は北海道に住んでるから、コンクリートで覆う場合にはかなり掘らないとダメなのもあるんですけどね~。
オススメのイヌバシリ
造園屋さんなんかだと知ってるんだけど、「ビリ石」「ビリ砂利」って呼ばれる砂よりも荒く砂利よりも細くて粒がそろったものがあるのね。この「粒が揃った」ところがポイントで、揃っているからギュッと締まることがない。
砂利が締まらないから雑草もヒョイッって抜けてくる。
イヌバシリに一番いいのは雑草を抜く手間もないコンクリートなんでしょうが、僕は味気なく感じるからビリ石がおすすめなんですよね~。
ウッドチップを敷くメリット
ココを読んでいる方はウッドチップの有効性は調べ尽くしてると思いますが、もういちど軽く説明しますね。
ウッドチップを敷くことの効果は防草だけじゃない。
- 夏場の強い日差しから地面が乾燥しないように保護する
- 雨や水やりでの泥はねを防ぐ
- ヒバのウッドチップなら抗菌効果もある(ヒバチップは高い)
- ペットの足を保護したり汚れ対策にも有効
- 地面がぬかるまない
- 砂利などの石と違って自然にかえる
ただ良いことばかりではなく虫などが嫌いな方にはデメリットもある。
- 日陰に敷くと虫が出やすい(チップは虫のごはんになります)
- 一度撒くと除去が難しい(最終的には無くなる)
- 水やりのタイミングが掴みづらい
- 乾燥してくると風で飛びやすい
このようにデメリットもありますが、僕的にはなんの問題もなくて、むしろ砂利などの無機物を庭にまくことのほうがイヤなんですよねー。ウッドチップやバークチップなら、最終的には虫が食べちゃうし、土地の栄養にもなるからむしろ好意的におもってるんです。
実際に僕がやりたい雑草対策No.1
ウッドチップには敷き方もあり、きちんと敷いてあげないと防草効果はあまり期待できなかったりする。ネットでよく見るのは地面を5cmくらい掘り、防草シートを敷いたうえにウッドチップを敷くというもの。
僕の経験から言わせてもらうと、防草シートを敷いてもウッドチップの隙間などからひょっこり雑草はでてくる。
絶対に雑草を生やしたくないなら上でも書いたとおりコンクリートで固めてしまう方法が最善なので、工務店さんか近所の土木やさんに相談しましょう。これ以上読む必要もありません。
それでは敷くときの作法的なものを少し紹介しておきますねー。
先程も書いたとおり5cmくらい地面を掘り、取り除いた土のぶんだけウッドチップを敷き詰めます。欲を言えば10cmくらい敷きたいですが、それだと資材が足らなくなるから、コストも倍になる。あんまり神経質にならず、木の周りや雑草対策だったら5cmも敷いておけば問題ありません。
ウッドチップは徐々に減っていく(腐食などで減っていく)ので、1年に1回は新しいものを上から撒きたいかもです。
庭に敷く場合量はどのくらい必要なのか
敷き詰める際の目安ですが、面積を2平米(1m×2m)で厚み5cm敷く場合に100L必要とおぼえておいてください。
厚み5cmで2平米敷くのに100㍑ですよ!
この計算からいくと10cmの厚みで敷く時は倍の200㍑必要になってきます。
ウッドチップの価格は100㍑で3,000円前後(安いところで)だから、30平米敷こうと思ったら1,500㍑必要。
掘ったり敷いたりのコストを無視すれば、30平米で約45,000円かかる計算になりますよ!
シロアリは木に巣をつくるけどウッドチップは大丈夫なのか
シロアリに関してはまったくもって問題ない。言い切っちゃいます。
なぜかというと、シロアリが巣を作るには1cm以上の厚みが必要で、それよりも薄く小さいウッドチップには巣を作れないんですよ!それでも心配な方は虫が寄りづらい「ヒノキ」や「ヒバ」といった防虫効果の高いチップを選択するほうほうもあるけど、コスト面からはおすすめできないんですよね。
ヒノキはまだいい(端材が出やすいため)んですが、最高の防腐防虫効果をもつヒバの場合は、買おうと思うと倍以上の値段になるから要注意。
まぁ、ヒバを使うのは保険みたいなものなので、心配ならヒノキを選べば問題はないんですけどねー。
ヤシの繊維みたいなマルチングも実はおすすめ
ヤシの繊維だと言いづらいので、僕はかってにマルチング用の樹皮のことを「ファイバーチップ」や「樹皮チップ」なんて呼んでます。
まぁ、おすすめとはいえ繊維質なので敷く量はウッドチップの倍くらい必要になります。しかし、防草効果や除菌効果はウッドチップよりも高いし、踏むとふかふかしるしでお金にいとめをつけないならかなりおすすめな一品。
製造している会社を見てみると、ウッドチップよりも風に強いみたいだから、もしかしたらヒバのウッドチップよりもおすすめできるかもしれない。
よく見るのは公共施設でエクステリアまでデザインされているような場所ですかね。
ウッドチップをどこで買ったら損をしないか
こればかりは探さないといけないけど、僕が見た限りでは楽天が1番良さそうでした。僕が調べた範囲では楽天の「100㍑送料無料の2,800円」が最安だと思います。特に僕が住んでいる北海道は、なにを買うのにも送料が高いので、送料込みで考えないと送料でタヒんでしまうのです…
調べたショップ
- amazonは送料が高いから一番ダメ
- 楽天は種類も豊富で最有力候補
- Yahooショッピングは楽天より少し高い
- ホームセンターのコメリも安いけど50㍑毎に送料500円がかかる
- ショッピングモール以外のオンラインショップはYahooショッピング同等
ウッドチップを本気で検討してるから、これだけのショップを比較しています。僕が買うなら楽天からでしょうね。
まとめ
さんざん書きなぐったけど、やはりウッドチップは景観的にもいいし、なにより庭のメンテが最高に楽になるのが最高。
すぐにでも購入して敷きたいところだけど、雑草を取り除いて土を掘ってから購入したいと思います。その前に母親が植えてくれたあじさいを挿し木で増やし、植えていかないとウッドチップを撒けないんですけどね!!!(時間がかかる)
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