奇岩撮影スポットの蓬莱門へ行く方法

北海道にもさまざまな撮影スポットがありますが、こんかい室蘭市にある蓬莱門へロケハンに行ってきました。

奥に見えている穴の空いた岩が蓬莱門です。

室蘭の絶景な奇岩場撮影スポットの蓬莱門とは

蓬莱門とは、室蘭市のチャラツナイと呼ばれる場所にあり、奇岩と呼ぶにふさわしい圧倒的な迫力で待ち構えています。左手に見えている場所にムカルソ(マサカリ岩)と呼ばれる蓬莱門が小さく見えています。

蓬莱門の下部には小舟なら通れそうなほどの穴が空いており、とても神秘的な場所なんです。チャラツナイはこの付近の海岸一体を差し、あたりには奇岩が無数にあります。

もしかしたらアイヌ民族が住んでいた頃には磐座(いわくら)的な意味合いのある場所だったかもしれませんね。実際に行ってみると人工的に作られたのではないかと疑いたくなるほどキレイに穴が開いていて、反対側の海が見えています。

磐座についてはコトバンクの磐座の解説がわかりやすいと思います。

蓬莱門の場所は室蘭市新富町

室蘭本線の母恋駅から徒歩で1時間程度で目的地の蓬莱門へ行くことができます。

 

蓬莱門への行き方

間違わないでいけるようにわかりやすいルートで掲載しておきます。ちょいちょい画像が悪いですが、良かれと思いiPhoneに広角レンズをつけてみましたが、画質が悪すぎるので次回行った時に取り直したいと思います。

母恋駅⇒地球岬⇒チャラツナイ展望台⇒新富町の夢の森遊歩道まで行きます。不安な方は地球岬までタクシーで行くか、最初からレンタカーなどで行かれると良いかと思います。

駐車場はありませんが、蓬莱門のある海岸へ降りる道(車両通行止め)の前に開けた場所があるので、そこへ駐車しておけます。

他にもルートがあるかもしれませんが、こんかいお伝えするルート以外だと崖等たいへん危険ですので、細心の注意をはらって向かってください。

夢の森遊歩道からのルート

少し見づらいですが、地球岬から観光道路をチャラツナイ展望台へ向かって歩き、展望台を通り過ぎてしばらく歩くと夢の森と書かれた看板が見えてきます。この看板の脇に蓬莱門へと降りていくための道があります。

地図を頼りに進んでいくと、車両が通れないようになっている門が見えてくると思います。

門を抜けると開けた下り坂になり、行った時は雪が積もっていて足が取られてしまったので、冬場にいくならスノーシューなどもあると良いかもしれません。

気にせず進むとさらに開けた場所に出ますが、この場所からさらに右側奥へと入っていきます。この先は急な下り坂になっているので、トレッキングシューズじゃないとキツイかもしれません。

急な坂は写真のように一歩間違えれば滑落しそうな細い道で、有志の方々がロープを張ってくれているので、ロープを掴みながら下ってください。

下りきると海岸へ到着しますが、ここからさらに徒歩で蓬莱門へと向かいます。

海岸は少し大きめの砂利が敷き詰められていて、ひじょうにあるき辛い状態になっています。この時は長靴で行きましたが、最低でもはき慣れたスニーカーなどの方が歩きやすそうでした。

蓬莱門の手前は満潮時には冠水しそうな感じだったので、干潮時を狙っていかないとたどり着けません。ちなみに当日は望遠レンズしか持って行かなかったので、この写真だけ一眼レフで撮影しています。

左手の岩場と右側の岩の影になっているのが蓬莱門ですね。

蓬莱門が近づくにつれ波打ち際が近づいてきます。天候が悪いときなどは高波のおそれもあるので、決して近づかないようにしてください。

この場所が蓬莱門へいくための”もう一つの門”ですかね。干潮のときじゃないと長靴程度では渡れなくなります。ここを通り過ぎるといよいよ蓬莱門の登場です!

もう迫力があるとかってレベルじゃないですwこういった岩などが好きな方であればきっと満足できる立派な奇岩だと思います。詳しい方に効いたんですが、シーカヤックなどで門をくぐる方もいるそうで、ドローンなどがあれば反対側から見ることもできそうですよね。

蓬莱門を撮影するレンズは超広角ズームがおすすめ

この写真がiPhoneで撮影したものなんですが、iPhoneの焦点距離が35mm換算で29mmと良いわれていますから、右側の少し高い場所から撮影するなら24mm以下にできる超広角レンズじゃないと撮影は厳しいですね。

干潮時を狙って行かないと撮影自体できない

僕が行ったときが中潮の干潮時間で、ここから2~3時間もすると海面が上がってしまい帰れなくなります。一発で撮影するんじゃなく、一度状況を確認しに行き準備をしてからじゃないと、短時間の滞在となり結局満足のいく撮影はできなくなってしまいます。

撮影したいのならば、一度訪れて時間などをイメージできるように準備してから撮影に挑んでください。大自然には人間は勝てませんから、危ないと思ったらすぐに引き返すようにしてください。

 

 

コメント

  1. 高寺 茂 より:

    たまたま室蘭夜景をみていて初めて蓬莱門の存在をしりました。素晴らしい案内にに感謝致します。夏の間に潮の状況を見てチャレンジ致したいと思います。
    有難うございました。
    87歳のアドベンチャー爺です。今後とも宜しく…

    • ゆるくら より:

      久しぶりにブログを開いてコメントに気が付きました。(遅すぎて申し訳ありません。)

      もう蓬莱門には行けましたかね?安全なのは夜景ツアーとかだと思うので、ツアーなども検討してみてください。足元が悪いので歩くだけでも大変なので。。。
      https://anbsoncyo.localinfo.jp/posts/5962464/
      探せば他にもあると思うので、日中に行けるツアーから参加して現地の状況なども確認したほうが良いと思います。

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