登別の鉱山町にある秘湯中の秘湯!川又温泉に行ってみました!

Googleマップで以前から気になっていた川又温泉へ行ってきました。

2017年までは板で作った湯船もけんざいだったようですが、2018年になって湯船が壊れたようで石積みの湯船になっていました。倒木やがけ崩れでたどり着くのが大変でしたが、なんとかたどり着き写真も撮ってきたので気になる方のために情報をシェアしたいと思い筆をとりました。

川又温泉への行き方

よほどの覚悟がある方じゃないとおすすめできないし、ましてや子供連れなんてもってのほかです。行く際には誰かに話した上で熊鈴を持って入山してください。もし遭難してもあんなところじゃ見つけてもらえないし、山菜採りで行方不明になっているかたも沢山いるようです。

川又温泉案内略図

行く前に上のリンクにある川又温泉への簡易ルートマップをプリントして持っていくといいかもしれません。歩いた感じではおおよそ間違ってはいないと思います。

まずは鉱山町のネイチャーセンターふぉれすと鉱山へ辿り着こう!

最寄りの施設は登別市の鉱山町にあるNPOが運営しているフォレスト鉱山です。この場所は地元でも有名だし、人気のない鉱山町でもスマホの電波が立つスポットでもあります。

車で行く場合には幌別ダムへ向かってそこから一本道で行くことができるので、地図で見つけられない場合には幌別ダムへと向かってください。

ふぉれすと鉱山よりも奥は川又温泉へのルート以外は私有地になっていて、許可なく立ち入ると警察のご厄介になるかもしれないので勝手に入らないでくださいね。一応民家や別荘があるので、騒ぐのも厳禁です。

ふぉれすと鉱山から327号線を北へ進んで橋を渡ったら、Y字路になっている場所からさらに左側に砂利道があります。この砂利道の奥へと進めば徒歩でも20~30分で川又温泉の駐車場へたどり着けます。ここまでは危険な箇所もなく安心して行くことができますよ。

森林浴コースと大きな桂の木からの徒歩ルートがある

川又温泉へ行くルートは2つあり、ひとつめが森林浴(かなり険しいですw)をしながら1.8kmほど歩くコースがります。写真の場所から右へすすむと森の中をすすむんですが、道幅も狭く車のすれ違いはできないような道をすすみます。

もうひとつが、森林浴コースの駐車場からさらに奥へと進んで砂利道を進み橋を渡って、分かれ道を右へと進むとかつらひろば入り口から700mほどで川又温泉へ行くことができるルートがあります。

もう一つのかつらひろば入り口へ行く道の途中が崩れており、車ではこれ以上行けなかったので今回は断念しました。崩れた場所付近に車を停める場所はあるので、少しでも近づきたいなら奥からの短縮ルートがいいかもしれません。

今回は森林浴ルートで行きましたが、次回があれば近いかつらひろばから行ってみたいと思います。

森林浴コースは駐車場へ停めてからが勝負

先程の狭い道をすすむと開けた場所へ出ますが、ここが駐車場なんです。

駐車場をあとにして歩いていくと左手に川が見えますが、この川の上流に川又温泉があるんです。景色は最高ですが、このまま進むと天然の山歩きになるので、自信がない方はここで引き返すべきだと思います。

とにかくピンクのリボンを頼りに進む

川べりを歩くとすぐに森の中へといざなわれます。このようにピンクのリボンが目印として縛ってありますが、行ったときには所々外れてしまったのか目印を探すのにも苦労するほどでした。リボンを頼りにすすむので、見当たらなくなったら要注意です。

この階段をのぼると森林浴コースの”旧道”とつながるポイントになりますが、川又温泉への案内板が抜けていたりと道を間違いやすいです。とにかく左の方へと進むイメージですね。

倒木だらけで道が分かりづらい

進んでいくと倒木があり、一見すると行けなさそうなんですが道はつながっていました。周りの自然をながめつつ森林浴をしながら歩いていましたが、道は険しくなるばかりです。奥へ行くほど道が分かりづらくなっていきますが、迷ったら左の方へと進めば大きくは間違いませんので覚えておいてください。

道に迷ったら川沿いを進む

途中こんなところも渡らなければなりません。パット見はどこへ進めばいいか検討もつきませんよねw正解は中央に見える岩を乗り越え進んでいくんです。こんなのわかりませんよねw実際にリボンもほとんど機能していないので、とにかく川又温泉へ続く川を頼りに進むべきです。

川又温泉までのルート上には看板が複数せっちしてありますが、僕が訪れたときには倒れているものもありました。倒れてしまうとどっちへ行けばいいか判断に迷うため、付近を見回しピンクのリボンがついた順路を探しながら歩いていくしかありません。

がけ崩れもしているので注意して進もう

もうね、普通にがけ崩れで道が寸断されてますw少しでも足を滑らせたら5mほど下の川に転落するので、ほんとうに一人では行かないほうが良いですねw

この看板まで来たらもう少し

この看板まで来たらあと少しの証拠です。

看板から少し歩くと崖地の細道を歩くのですが、このあたりも5mほど落差がありそうなので、足元には特に注意してください。いづれ増水などで崩れてしまいそうなほど頼りない道でした。

川辺に出たら川沿いに進む

よく見ると頭上に看板が出てきて、ここからは川を渡りしばらく川沿いを歩くことになります。看板から少し進んだ所が水深も浅いので、渡るのにちょうどいいとおもいますよ。

おそらく一番浅いところなのではないでしょうか。スニーカーしかなかったので、そのまま川を渡る羽目になりましたが、山歩き用のサンダルじゃないと滑るので危険かもですね。

最後の難関はまたしても倒木でした

この巨木の眼の前まできて愕然としましたねw倒木のむこうには川又温泉の脱衣場も見えているので、ここさへ超えればという思いもありましたが、どうみても川に入らないとくぐれない感じなんですよね。岩に手をついて流されないように慎重に進むしかありません。

倒木をくぐってもこの流れです。川底の岩は苔や藻がはえて滑りやすいので、細心の注意で渡らなければ。。。

ついにゴールの川又温泉

きました!川又温泉!とは言え、めちゃくちゃヌルい温泉なんですよね。写真を撮り忘れましたが、湯船の温度は約33°でいつまでも入っていられるような温度なんです。とても温まるような温泉ではないんですが、辺りに硫黄の匂いが立ち込めるほどなので、それなりの硫黄泉なんでしょうね。

いぜんは木製の湯船があったはず(2017年まで)なんですが、壊れてしまったようで今は石積みの湯船になっていました。スコップが落ちているので、もしも入るのなら底の砂利をかき出してからじゃないと少し浅いかもしれません。

脱衣場はゴミだらけ

誰も掃除をしていないんでしょうね。落ち葉が散乱しかろうじて脱衣場の機能を果たしていると行った感じでした。ここで脱ぐんでしたら掃除してからのほうが良いと思います。まぁ、誰もこないような所なので、大自然にかこまれて脱いでも見られる心配はないので、男性諸君はそのへんで脱いでも問題ないですよw

さいごに

実際に行ってみての感想は、危険な思いまでして行くものでは無いなとしか言いようがありませんwこの場所自体はキレイな景色も見られるし、確かに良い場所だとは思います。よほどの温泉好きか物好きでない限りおすすめはしませんw

さいごに珍しい景色の写真を貼って終わりにしたいと思います。

奥に見えるのが一枚岩が水の流れで削られてウォータースライダーのような形になっているようなんです。この場所までは”かつらひろば入り口”から200mくらいだと思うので、次回行くことがあればまた写真でも撮ってみたいですね。こういった撮影スポットが何箇所かあったので、また行きたい気持ちはありますがいつになることやら。。。

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