バーミキュラのライスポットのレビュー!米本来の味が楽しめる電気の土鍋

土鍋で炊いたごはんは美味しいですね。でも、はじめチョロチョロ中パッパと言われても火加減は難しいし、つきっきりで炊いてたらおかずも作れないしで今まではIH炊飯ジャーに頼っていました。

しかし、ライスポットにしてからご飯は美味しいし、冷めても美味しいご飯なんて普通の炊飯器では考えられません。

ライスポットは適当でも美味しく炊ける

買う前は水加減や、お米を水に浸す時間などが面倒だな…と思っていたんです。もともとは北海道米を食べていたんですが、しっかりと浸水させたり水加減を調整しても焦げてしまい「はぁ〜高い釜でもこんなもんなのか…」と思っていたんですが、ふとしたひょうしに「ひょっとしてお米が悪いのかも?」と思ってお米を変えてみたら大正解!

北海道米のななつぼしは、粘りや糖分が多いようでライスポットには合わなかったみたいです。もし焦げつくようだったらササニシキ系の粘りが少ないお米のほうがいいかも。

あきたこまちにしてからは、炊き上がりも抜群だし炊飯器では見られなかった”米粒が立つ”のをおがめますよ。

ライスポットのデメリットは保温がないところ

最初に戸惑ったところでもあります。以前は朝に3〜4合炊けるようにセットし、夜まで保温のままで食べていたんです。ライスポットにしたら、食べるときに炊かないのといけないのが少し面倒に感じて、「失敗したかな?」と思っていたんだけどお米の美味しさにやられましたw

デメリットが実は最大のメリットかも

保温がないのはデメリットかと思ったんだけど、考えてみたら毎回炊きたてのご飯を食べられるということなんです。まいど炊くのが面倒ならば、炊きたてをラップでくるんで冷凍保存しておけばいいんですよ。この方法はバーミキュラの製造元である愛知ドビーでも推奨されている方法なんですよ。

一応保温用のバッグがあるので、どうしても気になる方は一緒に購入してもいいかもですね。

はじめは疑っていたんですが、冷凍ご飯でもそこらの炊飯器よりもよっぽど美味しいんですよね。一時期土鍋でも炊いていましたが、土鍋よりもはるかに簡単だし、正直かってよかったと思っています。

比較したのはパナソニックの電気釜

以前使っていたのもパナソニックの釜だったんです。壊れそうになり買い替えを検討していた時にライスポットのことを知り、どちらにしようかとても迷いました。

決め手はお米のおいしさ

嫁子ちゃんの実家でパナソニックの最新炊飯器を購入したので、ちょうどいいとばかりにご馳走になりました。たしかに美味しいんですが、ライスポットのご飯に比べるとお米の甘みやパラパラ感が段違いです。

ライスポットはまさしく”電気で炊く土鍋ごはん”なので、土鍋で炊くご飯を手軽に食べられるのが最大の特徴でしょう。

普通の電気釜は確かにべんりです。しかし、ご飯の美味しさを求めているなら断然ライスポットがおすすめなんですよ。

ライスポットは炊飯鍋だから調理もできる

もうひとつの決め手がライスポットの特徴にあります。

愛知ドビーではライスポットのことを”炊飯器”ではなく”炊飯鍋”と表現しています。最近は炊飯器でも調理をしたりしますが、ライスポットはバーミキュラの鋳物鍋を全自動IHコンロに乗せているようなものなので、本格的な調理ができるんですね。

無水調理や低温調理もお手のもの

ライスポットの調理で特徴的なのが”無水調理”と”低温調理”です。

ポットヒーター(付属のIHコンロ)は調理もできるように作られているので、専用ポットに食材を入れて煮込んだらさいごに味付けをして追い煮込みをすれば完成!焦げ付く心配もなく他の調理に専念できるから、料理が捗るんですね。

ライスポットの調理温度は30°~95°の間に設定できるので、前日の夜に肉を仕込んで朝には”肉の低温調理が完成”しているなんて使い方もできますよ。

買ってわかったライスポットの嬉しいポイント

なんと言っても「ご飯が美味しい」の一言につきますw

炊きあがった窯をのぞくと”カニ穴”と呼ばれる、ご飯の表面に穴がいくとも空いています。この穴は美味しく炊けた証拠でもあり、実食するとお米の一粒一粒が口の中ではっきりと確認できるほどしっかりと炊けていて、本来の味がしっかりと引き出されているのがよく分かります。炊きあがりは本当にツヤッツヤで見ていて惚れ惚れするほどw

塩むすびがこんなに美味しいとは

ライスポットにして良かったことのひとつに、おにぎりの美味しさが段違いなところ!

お米の美味しさを引き出してくれているので、いつものおにぎりとは別物になってしまいますwこども達が今まで食べなかった塩むすびをリクエストされるほどに…wアツアツご飯をギュッと結んであげれば喜んでくれるから、つくった僕まで嬉しくなっちゃいます。

僕「おにぎり食べる?」

子どもたち「おとうちゃんの塩むすびが食べたい!」

ってなるんですねー。

もちろんTKG(卵かけご飯)もすんばらしく美味しいのは言うまでもありませんw

専用鍋だから吹きこぼれない

土鍋や鋳物鍋(オーブンポットやル・クルーゼ)でも炊飯はできますが、ライスポットの専用鍋とちがい吹きこぼれたりすることがあります。ライスポットの鍋のフタには一部切り欠きがあり、そこから中の圧を”良い加減”で水蒸気として抜けるので、吹きこぼれやフタがカタカタ動いてしまうようなこともありませんでした。

もちろん鋳物鍋なんでフタの重量で圧がかかるので、煮込み時間なども短縮されます。

この専用鍋はIHポットだけではなくガスコンロなどでも使えるように開発された新形状なので、今後オーブンポットなどにも応用されるかもしれませんね。

コンロで炊くご飯と違いタイマーも設定できる

土鍋や鋳物を使いコンロで炊く場合にはタイマー設定ができませんでした。

専用IHポットはタイマー設定や火加減の設定、入れるお米の量の設定などを直感的に入力できるから、機械に弱い嫁子ちゃんでも一瞬で使い方を理解できるほど。”朝起きたら土鍋ごはんが食べられる幸せ”を考えたことはありますか?w僕はとても画期的なことだと思っていますw

レシピ本もついてくる

購入すると愛知ドビーで作成している”ライスポットのレシピ本”がついてきます。

このレシピ本はライスポットを購入しないと手に入らないもので、オンラインショップをのぞいてもラインナップには並んでいません。どうしても欲しいなら買うしかないですねw

さいごに

とにかく美味しいご飯に飢えている方や、美味しいご飯を食べたくてコンロで炊いている方には特におすすめできる商品だと思います。ただ一点だけ失敗したところは、僕たちは一度に5合もご飯を食べないので、ライスポットミニでも良かったかもしれないところw

ライスポットミニだと調理のときに困るけど、炊飯器と調理器具とに使い分けが出来るから、両方共買っちゃうのも戦略としてはありかもw

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